遠方の相続不動産を現地に行かずに売却する方法｜立会い不要・鍵郵送で完結
「実家を相続したけど、遠方に住んでいるため放置している」
「相続した家を売りたいけど、仕事や家庭の事情で現地に行けない」
「鍵も荷物もそのままなのに、どうやって売却を進めればいいのか…」
こうしたお悩みは、相続不動産のご相談の中でも非常に多いケースです。
実際に、空き家・相続不動産を売却する人の約4割が所有者と物件の所在地が
異なる“遠方相続”であるといわれています。
「立ち会いが必要」「片付けが終わっていないと売れない」「名義変更も自分でしないといけない」
といったイメージがありますが、実はこれらはすべて不要なケースも多く、
遠方からでも 一度も現地に行かずに売却できる方法 があります。
本記事では、遠方の相続不動産を 手間なく安全に・現地に行かずに売却する方法 を、
不動産と相続の専門家がわかりやすく解説します。
目次
遠方の相続不動産は“売れない”のではなく“放置しがち”なだけ
相続した家が遠方にある場合、
売却ができないわけではありません。
ただ、距離や時間の制約があるため、手続きを一度止めてしまいがちなのです。
しかし、不動産売却のプロセスの多くは オンライン・郵送で完結可能 です。
むしろ、遠方の方こそ専門会社に相談することでスムーズに進むことが多いのです。
遠方の相続不動産を効率よく売るポイント【重要】
遠方相続で売却をスムーズに進めるための3つのポイントを先に押さえておきましょう。
相続登記（名義変更）を先に進める必要がある
2024年4月から相続登記が義務化されました。
売却の前提として、まず所有者（相続人）の名義に変更する必要があります。
しかし、この手続きも 司法書士に依頼すれば現地へ行かずに完了可能です。
残置物・片付けは自分でしない（現況のまま売れるケースが多い）
遠方の場合、荷物の片付けは非常に大きな負担になりますが、
現況のままで売却できるケースが増えている のをご存じですか？
買取の場合はほぼ100％、仲介でも「荷物そのまま」で売却できるケースが多数。
自分で片付ける必要はありません。
売却・買取・管理など複数の選択肢を早めに検討する
「売る」だけではなく、
一時的に管理して将来的に売却する方法もあります。
しかし、放置してしまうことが一番のリスク。
放置するとあっという間に５～10年が経過してしまいます。
まずは査定し、選択肢を整理することが大切です。
遠方の不動産売却｜実際の進め方（5ステップ）
▼ STEP1：不動産の状況・権利関係を確認する
遠方売却ではまず、
誰が相続し、誰が売却の権限を持っているか を整理します。
必要なのは以下の情報だけ
-
相続人（家族構成）
-
遺言書の有無
-
遺産分割協議の有無
-
現地の鍵の状態
-
空き家／居住中／残置物あり
※この段階で現地に行く必要はありません。
▼ STEP2：相続登記（名義変更）
売却には必ず「名義の確定」が必要です。
遠方からでも、司法書士に依頼すれば郵送・オンラインで完了します。
相続登記に必要な書類（郵送で可）
| 書類名 | 備考 |
|---|---|
| 戸籍謄本 | 亡くなった方・相続人全員 |
| 住民票 | 相続する人 |
| 固定資産税評価証明書 | 市役所で取得 |
| 遺産分割協議書 | 相続人全員の署名・押印 |
▼ STEP3：査定依頼（遠方でも立会い不要）
不動産会社によっては、
立会い不要・カギの郵送・オンライン面談だけで査定できる ところもあります。
当社では、以下の方法で査定が可能です。
| 査定方法 | 特徴 |
|---|---|
| 簡易査定（机上） | 写真・住所で即日可能 |
| 現地査定（立会いなし） | 鍵を郵送／現地確認のみ |
| オンライン査定 | Zoom・LINEで相談可能 |
▼ STEP4：売却方法を選ぶ（仲介 or 買取）
遠方の場合、以下の選び方が最もスムーズです。
| 売却タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 🔵 仲介売却 | できるだけ高く売りたい | 買主を探して販売 |
| 🔴 不動産買取 | 早く・手間なく売りたい | 不動産会社が直接購入 |
| 🟢 管理＋売却 | すぐ売らなくてもいい | 将来的に売却を検討 |
特に遠方の場合は、
「買取」や「立会い不要の仲介」が圧倒的に人気 です。
▼ STEP5：契約〜決済〜引渡しも“郵送・オンラインで完結”
契約時も、オンライン署名・郵送契約が可能です。
最近は、電子契約（IT重説） が一般化し、
全国どこからでも契約・決済・引渡しまで完結できます。
売却完了まで、一度も現地に行かずに終えたケースも多数です。
残置物・老朽化・遠方・相続人複数…すべて対応できます
当社では、こんなケースも対応可能です。
| 状況 | 対応可否 |
|---|---|
| 荷物が大量に残っている | ◎ そのままでOK |
| 老朽化・雨漏り・シロアリ | ◎ 買取可能 |
| 立会いできない | ◎ 鍵郵送／代理人対応 |
| 相続登記がまだ | ◎ 司法書士と連携 |
| 相続人が複数 | ◎ 調整含めて相談可 |
| 遠方で現地に行けない | ◎ 最後までリモート可 |
キューブだからできる遠方売却のサポート
| サポート内容 | 対応 |
|---|---|
| 立会い不要の現地査定 | ◎ |
| 相続登記サポート | ◎（司法書士連携） |
| 残置物撤去 | ◎ |
| 仲介・買取の比較提案 | ◎ |
| 電子契約・Zoom相談 | ◎ |
| 遠方・高齢者専用サポート | ◎ |
| 売却後の税金相談 | ◎ |
まとめ｜遠方の相続不動産は「放置しないこと」が最大のポイント
遠方にある家は、行き来ができないことで後回しにされがちです。
しかし、放置すればするほど劣化・税金・トラブル・売却価格の低下など、
損をする可能性が大きくなります。
むしろ、遠方の方こそ
“現地に行かずに売却できる方法” を活用することで
手間なく安全に手放すことが可能です。
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